温泉とは

どこか旅行に行きたいんですが、海外旅行に行くのは難しいですし、どこか近くの温泉にでも出かけようかと思います。

日本は温泉大国とよく言われます。北は北海道から南は沖縄まで、数に差はありますがすべての都道府県に温泉があるそうです。環境庁によると、日本全国にある温泉地は3,000か所以上あり、源泉数は27,000か所を超えているということです。温泉ランキングに登場する温泉はほんの一部なんですね。

都道府県別で温泉地の数(宿泊施設のある場所)をみると、北海道、長野県、新潟県の順になり、最下位は沖縄県だそうです。また、源泉の数は大分県、鹿児島県、北海道の順になるそうです。

温泉の数について書いてきましたが、そもそも温泉とは何でしょうか。「地中から湧き出る体に良い成分を含んでいるお湯」という風な答えになってしまうんですが、温泉は温泉法という法律的できちんと定義されているようです。

温泉法による定義は、「温泉とは地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)」とされています。さらに次の条件のうちで一つでもあてはまれば温泉となります。

①地中から湧き出る時の温度が25℃以上②1kg中に、ガス性のものを除く溶存物質を1000mg以上含んでいる③決められた18種類の成分のうち、どれか一つでも規定量以上含んでいる。

この条件を見ると、湧き出るお湯が25℃以上あれば成分に関係なく温泉となり、冷たい水でも成分が規定以上含まれていれば温泉となります。

温泉大国日本

全国の温泉ランキングを見て思ったのが、日本って本当に温泉大国だなあ、ということ。いや、当たり前だといわれればそれまでなのだが、本当になんだかびっくりしてしまった。あまりにも数が多すぎて、どこにいけばいいのか困ってしまう。温泉に行くのが好きだという人が結構世間にはいるが、全国の温泉すべてを制覇した人というのは今までで存在するのだろうか。秘湯と検索すると山ほど出てくるし、有名な温泉の数も尋常ではない。温泉マニアはもはや、JAZZのレコードコレクターのような風采をしていて、世捨て人の雰囲気を出しているし。こんなに奥が深い者だとは思わなかった。世界の国の数なんかよりはるかに多い。全国の温泉を制覇することに比べれば、世界の国をすべて回ることがずいぶん簡単に思えてくる。金銭的には世界を回るほうが大変なんだろうけれども、インターネットで情報が出てこない温泉を人伝いに聞いて、真偽も確かめぬままその噂の地に足を運べる温泉マニアは素晴らしい。一体全体、かれらの原動力はなんなんだろうか。もしかしたら、脳内に、温泉に入るとドーパミンをどばっと出すレセプターなんかがあるのかもしれない。温泉マニアはもうヤク中と同じくらいのレベルで温泉が好きなのである。そんなに打ち込める対象があるということは、ほんとうに羨ましいが、温泉マニアになりたくはあんまりないな、と少し思った夜である。みなさんの周りには、孤高の戦士である温泉マニアはいるでしょうか?

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